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サービスと割り切る

弊社には1店舗だけ、委託販売を行っている所があります。

お店では買い取れない、またはお客様が考える売却予想と店買取価格に差がある場合
その商品を一旦預かり、お客様に代わって店頭販売をするのが「委託販売」です。

お客様は買取よりも高く売却できて、お店は在庫のリスクを抱えることなく販売できる、
夢のような販売方法…のはずなんですが。

正直、手間ばかり掛かって儲かりません。少なくとも弊社は儲かってません。
だって委託されるお客様ってものすごく要求細かいから。

しょっちゅう設定価格を変える人いらっしゃいますからね。
そのたびPOSレジの設定変えて、プライスカード変えて、そりゃ大変です。
毎日毎日、売れたかどうか電話で確認される方も結構多いし。
電話の応対中、店頭のお客様をお待たせしちゃうこともしばしばあります。

委託は止めたい、もしくは縮小したいというのが本音です。
でも、楽しみにされてるお客様もいらっしゃるし、やめたらやめたで

「委託やめるんだったら、全部買い取れよ」

とか言われかねないしなあ…。

…新聞屋さんがくれる超遠い田舎の美術館の素人作品展示会券を、どうやって買えと?

by kinkenya-kobutu | 2008-08-02 09:17 | 古物商としての葛藤 | Comments(2)

Commented at 2008-08-03 21:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kinkenya-kobutu at 2008-08-05 08:56
↑ いい手ですね。実行には多少勇気が要りますが(弊社の委託常連様はコワい人多い)。
   まるで、…職の人みたい。