ヘッドハントなんて事が実際にあるんだ(砂糖水を売るより世界を変える的な?)
知り合いの女性(同業者様ではありませんまったく別業種の方)が
“ヘッドハント”で同じ業界の別会社に転職されたとの事。
どちらかというと私どものような“日陰者の特殊な業種”ではなく、
巷でもよく見かける、ある意味王道のお仕事です。
少なくとも技術職ではない。まさかヘッドハントなるものがあるとは…。
何か遠い世界の話に感じます。
私は中古ゲーム屋、運送屋、金券屋、ブランド商の職歴ですが、
ヘッドハントがある(もしくはあったのを聞いた)のは運送屋だけかな?
後は聞いた事も見た事もないです。
特に今の“貴金属・ブランド買取業者界隈”では、大量に求職中の
“元買取店スタッフ”がいるので、わざわざ引き抜くなんて面倒な事
しないと思うんですよね。求職中の元同業者にも優秀な人はいるし。
全然役立たずとか、問題ばかり起こす人が職にあぶれているという
訳でもないんですよ(もちろんそんな人も中にはいますが)。
そして何より、引き抜きは業界的に敬遠されます。
例えばブランド商なら誰でも知っているY社長(温厚な常識人)は、
「自分の意思で辞めてから他社に移籍するなら仕方ない。
しかし他社が故意に現役スタッフを引き抜いたら全社を挙げて報復する」
そう仰ってました。どうも社風がそうらしいです。怖すぎるでしょ…。
先様グループを相手に一戦やれる同業なんて、ほとんどいないって。
でも、最近スカウト的な商売をしている会社がCM打ってますよね。
何となくアメリカでありそうなビジネスですが、従業員は会社の
所有物ではないわけですし、今後はそういう事が当たり前に
なってくるのかも知れませんね。
スカウト会社の皆様、古物業界K社グループのスタッフさんだけは
引き抜かない方がいいですよ。あんな大巨人に“返し”された日にゃ
クライアントさんの会社が潰されちゃう…。
by kinkenya-kobutu | 2023-06-03 23:07 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)