私は“猫を追うより皿を引け”が正解だと思っています
とんでもない事件が起こりました。4人の尊い生命が失われている以上、
容疑者には厳しい刑罰が与えられるとは思いますが、
散弾銃は誰のものだったのでしょうか。あと個人的には弾の種類も気になる。
通常の散弾でも十分恐ろしいですが、まさか“スラッグ弾”じゃないよなと。
仮にスラッグ弾だとして、それが装填された散弾銃を警察官の胸に向けて
発射するとか、とても信じられない…熊でも死ぬ弾ですよ?めちゃ威力高い。
人間に向かって発射したら、肉えぐれるんじゃないだろうか?
恐ろしいことするわ…。
容疑者は狩猟免許(散弾銃/ライフル銃)を持っていたのでしょうか
(現時点でははっきりと報道されていない)。
免許は確か、ライフル、空気銃、罠、網とかの区分に分かれていた筈です。
で、私思うんですけど、狩猟を生業にしている人、行政からの依頼で
害獣駆除をしている人を除いて、スポーツや趣味で銃免許持っている人って、
何を根拠にして「自分は絶対に人に向けて撃たない、盗まれない」という
自信/確信を持っているんでしょうか。
私、無理です。それが家業なら運命を受け入れますが、単なる趣味で
銃を使用した猟をする為にライフルの免許を取ろうとは絶対思いません。
理由は2つ。
1 自分が我を忘れて怨恨や憤怒から人に向けて発砲する可能性は0ではない
2 どんなに厳重に保管しても盗まれる可能性はある、盗まれた責任は免れない
私は昔から人から殴られたり女性からビンタされた経験を多々持つ屁垂れです。
逆に生まれてから53年余、私は誰にも手を挙げた事がありません。
それでも自宅にライフルや散弾銃があって、どうしても許せない事態が
起こった時、私がその時どうするか…ハッキリ断言はできないです。
もしかしたら…鍵付き倉庫から散弾銃持ち出してしまうかも。
そして銃を保管することだって、盗まれる可能性はゼロじゃない。
持っていなければ絶対に盗まれません。そしてどんな厳重な施錠をして
盗難対策をしても盗まれるケースもある筈です。その時、
「厳重に保管しておりましたが盗まれ殺人に使われました。私悪くありません」
と言えますか? という話。ぜったいに責任は追及されますよね。
それなら持たない方が絶対良いし、断然ラクです。
遊ぶつもりで銃免許を持っている人は、自分への評価が甘すぎるのでは?
そんな“鋼の意思”持っている人なんて、世の中そういないと思うのですが…。
模倣犯がいっぱい出てこない事を祈ります。
by kinkenya-kobutu | 2023-05-26 23:15 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)