忘れていた目標をつかの間ですが思い出しました(そしてまた封印)
先日、買取査定中のお話が盛り上がり過ぎて、
長時間お客様を店内にお引止めしてしまいました。
身の上話というか、悩み相談というか、お客様が望み私も対応できれば
お引き受けする事も稀あります。さすがに守秘義務がありますので…
さわりの部分だけ。今回のご相談は、将来の夢とか目標系でした。
お客様の“腹”は既に決まっていて、その夢に向かって努力しながら
日々を暮らしている、との事です。私は古物と物流、素人で少し
モノカキの真似事をしていたくらいですが、お客様の夢にはおおいに
共感できるものがありました。サービス、スポーツ、物品、芸術、
表現、その他諸々に至るまで、津々浦々の行動は「数」が全て。
見ている、知っている人数がモノを言います。
つまり、どう知ってもらうか。一定の実力さえあれば、
知ってもらえさえすれば全て解決。あとはトントン拍子でしょう。
世界一おいしい洋食屋さんでも、誰にも知られなかったら潰れますよね。
要はお仕事の出来を、皆さんに知ってもらうにはどうすればいいかです。
…ふと思いついたので、アドバイスしてみました。ご理解頂けたようで
試しに挑戦してみるとの事でした。
もし本当にこれで本格化したら、
「〇〇の□□さんは、俺が教えたって有名になったんやで~」、
飲み屋で自慢できたりして…そして全力でウソ話に認定されそう(涙)。
まあそんな、次世代の道標や露払いをやってみたい。
もう私がセンター(主役)で何かを興すのは、キツいわ。
まだ何も成し得ていないけど、前に前に出るのは一旦我慢して、
次の世代を育てる事に注力していきたい。
なーんか、目標だった独立を“暖簾分け”で達成してから、
知らないうちに小さく満足していたのかも知れない。
先日のお客様とお話しして、忘れかけていた感情が戻りました。
経営あって母の介護があって自身の持病もそこそこあって、おっさん。
みんなそれらを言い訳にしていたかも。
お客様が夢を語る熱い気持ち、私はどこに置いてきたのかなあ…。
by kinkenya-kobutu | 2021-05-02 16:29 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)