“古巣の番頭”が、かつて私が体験したものとは別次元で気を遣う役職である件
昨日たまたま、古巣本店から現番頭役のK部長が出て来たので
呼び止めて少し話しました。昔からブログをご覧頂いている読者様には
おなじみの、「相方K君」です。
私が古巣を“卒業”してから7年。在職時から既に私より金券屋力が
高かったK君は、その後も順調に出世し現在は取締役になっています。
肩書きだけではなく、業界人からの評判もすこぶるいい。
私には無かったことです(私の金券屋力は、あくまで並なので)。
昔は青春18きっぷが少し腐りそうになった位で大慌てだったのに
今じゃどんな大問題が起きてもケロっとしています。度胸付きすぎ。
唯一私が彼に優っていたのは「一般の方向けの知名度」くらいですが
もう業界人知名度も負けてるな…“席”譲って本当に良かった。
…と、揉めちぎる為に触れたわけではありません。
この時K部長と話した内容で(おお、これは)と目を見張った事が
あったのでちょっと書きたくなりましてね。
勿論古巣の事を面白おかしく書くと恒例の
「翌朝“湖”にプカーの刑」に処されますから、
厚めのオブラートに包ませて頂きますが…。
古巣本店前でK君を見かけて呼び止めた時点に話を戻します。
ちょっと同業間で起こった話などを情報交換して、その後です。
「最近会長(師のこと)は元気?」と、私が尋ねたら、
「元気元気、めっちゃ元気」とK君が返してきたので、少し意地悪して
「でもこないだお店に来て下さった時、●●●ったよ。大丈夫?」
と、K君が回答しにくいであろう質問をぶつけてみたんですね。
そしたらですよ、
「~~~が同じ~~~~でもOKですか? と喉元まで出たが堪えた」
うわあ、それは師に言えないよな確かに。でもすごい捻った即答だ。
それ私がK君の立場だったら絶対言っちゃうな。そして超揉める。
湖プカーで済めばいい方なレベル。
さすがK君は私より大人だ。番頭さんはこうでなくっちゃね。
K君だけじゃなく、O部長(京)もK大番頭(主に大阪東京)も
T社長(名古屋)も、ナンバー2の大変さがあるのだろうね…。
私みたいにしょっちゅう雇い主と揉めてちゃあ、ダメ。
一時期私は「どうやったら社長を“ちょっと”困らせる事ができるか」
に主眼置いてましたから(仕事しなさいよ)。
ああ、同業者の皆様と早くみんなで飲みに行きたい…。
by kinkenya-kobutu | 2020-07-03 17:55 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)