真心は伝わらないもの
今日は久々、たくさんのお客様からご用命がありました。
台風が12日頃に来てからというもの、すっかり来客数が落ち込んでしまい
内心ドキドキだったのですが、どうにかこれで通常営業な気がします。
本題。
先日、お電話でのお問い合わせで「○○(大型家電)は買い取ってる?」と
聞かれたので、弊社は貴金属とブランド品の買取店ですと答えました。
じゃあどこで買い取ってくれるの教えてと仰ったのですが、私の立場なら
特にわざわざ調べて回答するまでもないですよね。でもサービスになればと
片手で固定電話の子機、もう一方で私のスマホを操作し、
近くのリサイクル店を調べて電話番号をお伝えしたんです。
その際、いかに専門外のお店とはいえ、近隣他社様のお買取り方針は私も
なんとなく分かるので、あえてお客様のお家からは少し遠い、
オーナーさんをよく存じているお店を伝えたんです。そしたらお客様、
「□□(先様のお店がある地名)なんて遠い、もっと近くにして」
と仰るじゃありませんか。大型家電なんだから近くも遠くも出張買取でしょ。
エリアには悪魔みたいな激安買取店もあるのよ? そこをわざわざ避けて
お客様の為に少しでも高くお買い取りするであろうお店をご紹介したのに。
もちろん経緯は説明しました。それでも近くが良いと。
仕方ないのでお客様ご要望通りのご案内をしました。安くても私は知りません。
こういう「こっちに1円も入らない紹介」って、コチラ側はひたすら
“リスク”ばかり負うから正直気が進まないんですよね。
競馬で友達に「次のレース、どの馬が勝つ?」と聞くようなもんです。
ハイリスクノーリターンはやっぱり良くない。情報もタダじゃないですよ。
by kinkenya-kobutu | 2019-10-22 22:12 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)