私のような人間を「カモ」って言うんだろうなあ(ため息)
先日、弊社が加盟しているとある協会(非古物系)からの紹介で、
「どうしても」と言われ会うことにした保険屋さんが来られました。
保険内容はある程度電話をもらった時点で聞いていたのですが、
実際パンフレットを見てみると、なるほどこれは良さげな内容だ。
「ウチには義理のある保険屋さんが既にいて、乗り換えは無理」と
電話口で嫌がる私に「まずはお話だけでいいんで」と食い下がってきた
だけのことはある。これが“額面通り”なら、検討の余地はあるか…。
何より福利厚生になる(商品は傷病系)。
「解約返戻金がうんたらかんたら」とか言う、ただの●金逃れにしか
思えない△賊営業マンだったら怒鳴って追い返してやろうとも
考えておりましたが、これならスタッフのハピネスになる。
それにしても、何故懇意の保険屋さんはコレを勧めなかったのか…。
一旦「検討します」として営業マンさんには帰ってもらい、
すぐに懇意の保険屋さんに電話。もうこの時点では契約に大乗り気で、
1 懇意の保険屋さんで取り扱いがあれば、値段を合わせてもらい契約
2 懇意の保険屋さんの取り扱いがなければ、さっきの方と契約
くらいにまで思っていたんですよ。もしもし、この商品知ってますか?
「知ってるも何も、私の古巣の商品ですって。勿論取り扱っています」
じゃあ何で、私に薦めてくれなかったの?
「それ、条件的にはいいでしょう? でも一回でも保険使ったら
次の契約受けてもらえませんよ」
な、な、なんですとう。1回使ったら再契約無しかいなー。
そしてよーく聞くと、契約の穴がボコボコと…ええ、不利な話いっこも
聞いてないよ?(そりゃそうだ)
「だから勧めなかったんですよ」
そうかー、これって会社で掛けたらスタッフさんの福利厚生になるやん、
と思ってたけど、1回こっきりで次は契約できないなら「ぬか喜び」だよな。
スタッフさんに限ったことじゃないけど、ヒトって得た時の嬉しさより、
失った時の失望の方がデカい。これは確かに契約しない方がいいわ。
懇意の保険屋さんにお礼を言って、営業に来た保険屋さんに断りを入れました。
不動産といい保険といい外食といい…古物商の方がよほど誠実だわ(しみじみ)。
by kinkenya-kobutu | 2019-09-21 16:23 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)