この部分はさすがにアドリブできません
今日「古物営業法」の遵守で、欲しかった買取査定を成約できませんでした。
まあよくある話なのですが、こればっかりは辛いですね。
簡単に言うと、査定金額にご納得頂いた後、「免許証か保険証を…」のくだり、
その時点で「遠くに停めている車の中。今日戻るのはキツい」とお客様が
お帰りになったのです。結局閉店時刻までにお戻りにはなりませんでした。
こういう時、凹みます。お品物をお預かりする訳にはいかないし、
「じゃあ今日は身分証明書なしで」ともいかないし。
これで“縁”が切れて他社様にお持ち込みになられたらキツいなあ。
何せ弊社の査定金額はもう出てる。目一杯の査定価格だから
そうそう上回る査定は出せない筈だけど、100円でも、極論10円でも
上乗せしたら成約、なんてこともあり得なくはない。
こういうケースを古物市場の用語で「チョイ乗り」といい、
市場内ではとっても嫌われる行為なんですけど、店頭買取もチョイ乗りは
カンベンして欲しいよなあ…かといってあの高額査定の「遥か上」なんて
それこそ自殺行為だしな。
あー、明日でも明後日でもいいからどうかお戻り下さいませ~(切実)。
by kinkenya-kobutu | 2019-09-20 23:49 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)