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ついつい付けすぎてしまう買取査定価格。この“癖”を直すにはどうすればいいのか

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閉店後の店内です。やっと電照用のレールにLED蛍光灯を取り付けました。

組み立て、設置と全て一人で完了。これでさらにお店が明るくなったかな?


本題。

私は普段お買取り価格を決める際、

(市場落札相場+同業他社様の再販価格最安)÷2.1に「常連様度」を

若干加味して計算します。

弊社には「このお客様と出会っていなければ閉店してたかも」という

大恩ある常連が5~6名様ほどいらっしゃいます。

いくら私が「お客様の様子ではなく、モノの状態で買取価格を決める

古物商であっても、今日はじめてお会いするお客様と先述の大常連様が

全く同じ査定価格というわけにはまいりません。

ただ、その差はちょっとです。ほんのちょっと。あまりに乖離したら

それこそ今度は初めてご来店されたお客様に失礼です。


基本はやはり、モノ。再販売予定価格から大きく逸脱はできません。

それは「再販したら原価の10倍以上儲かる」のはダメですし、

逆に売れば売るほど赤字」のような本末転倒も不可能です。

ただ…古物24年やっていても中々そうそう、ロジックには動けません。

お客様が買取額に全く期待されていなくてもしっかりお値段を出し、

またお客様のご要望金額があまりにも高額すぎる場合でも

粘り強く査定価格の根拠をしっかりお伝えするのが我ら古物商のつとめ。

今日のお客様もそこまで「高く買って、高く買って」とは

仰っていなかった。なのにこちらは早合点して、目一杯査定金額を付けて、

後々自分自身が苦しんでいる。なんでなんだろう。


もう少し冷静になって事を進めないと、内部留保なんて夢のまた夢だわ…。


by kinkenya-kobutu | 2019-08-24 23:00 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)