閉じ込められたり、お客様に喜んでもらえたり
なかなかスタッフ全員(といっても私含め3人だけど)揃うタイミングが
ないので、弊社の月次ミーティングは朝イチの営業前に行います。
まあほぼ、少し営業時間にズレ込むのですけど(お客様ご来店で中断)。
と、そんなミーティングなんですが数字だけはかなり細かく出していて、
結構出すまでの準備が大変です。前々から少しずつ集めればいいのに
だいたい私は昔から8月31日に泣きながら宿題やるタイプ。
という訳でデータ収集を前日の営業終了後(及び母を寝かし付けてから)
ようやっと始めました(さすがに2割は営業中に進めていたんですけど)。
で、当然23日に日付が変わってもペチペチペチペチキーボードを
叩いておりましたところ、
ゴロゴロゴロッ、ドドドーン!
ここでまさかの雷、しかも音からして近い。そして嫌な事だけ当たる私の勘。
(ああ、これは停電するかも)。とっさに作っている資料を上書き保存。
自動バックアップなんて競馬の一番人気くらいの信用度だし。
データが飛んだら今日のミーティングは無理。28日にイベントがあるから
別日に振ることもできない。で、その時はやってきました。
バチっ、見事に停電。そして非常灯だけが点いている店内を初めて体験。
結構長いこと停電してましたよ。鑑定ライトを照らしながらお茶飲んだりして
空調の止まった「ほぼ暗闇」で待機。弊社は電動シャッター、出れません。
何気に閉じ込められていました。そして7~8分くらいして復旧。
エクセルデータは無事だったものの、ワードは中途半端に回復して作り直し。
やはり競馬の2番人気くらいだな自動回復は…信じちゃダメだ、うん。
本題。
あるお品物を手放そうとお考えだったお客様に先日、
「ブランド、貴金属、ジュエリー製品なら弊社、○○(相談のお品)なら
Kさん(少し遠くにある同業者様)に相談するといいですよ」と、
他社様をお勧めしたことがありました。
Kさんはご家族で経営されている同業者様(広義 一部商材のみ被る)で、
とっても信用できる方々です。
本日、久方ぶりにそのお客様がお越し下さいまして。
「Kさん、とっても良かったですよー」
と、大変ご満足頂けたとの事で、弊社にも“ご褒美”のように
逸品をひとつお売り下さいました。あーこれはめちゃめちゃ嬉しい。
やはりシェアを持っていかれるとか思わずに、お客様ファーストで
行動すると良い事ありますねー。
ま、極々稀にお客様が「河岸を変える」ケースもあるんですけどねー。
プリーズ、カムバーックって内心思いますよ。
なかなか難しい、繊細な問題だったりします。
お客様のお役には立ちたい、でもこっちも商売だし…みたいな?
コワイけど、これからも真面目にやっていきます。その方が気が楽だし。
by kinkenya-kobutu | 2019-08-23 23:49 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)