お主まさか、アリギリスって部類か(古すぎ)
数日前、私がお手洗いに外に出ると、そこでバッタリ同業者様に会った。
名はS君。新進気鋭のネット古着屋さんだ。
実は彼、一流大学を経て新卒で入ったのが、なんと9757。
3年間ノウハウを学んで今の“ネタ”で独立、今に至るというわけ。
何その1ミクロンも無駄のないキャリア形成。そしてイケメンなんだ。
ともあれ同じビルにいるのにいま全く接点がないので少し捕まえてみた。
どう、最近は?
「順調っちゃあ順調ですけど、求人がうまくいかなくて新規事業が…」
へえ、人手不足なんだね。そういう時こそ代表がバリバリ働けば?
「いやっすよー、僕働きたくないもん」
な、な、なんですとう? お主は働きたくないのに創業したのか。
こちとら過労死しない程度にセーブしつつ無理してんのに、
あんまり働きたくないだあ?
ちっ、「正解」が分かっているコンサル上がり様は余裕綽々でんなあ~。
こちとら真っ暗闇の中をただひたすらがむしゃらに走ってんのに…
なーんて1%くらいしか思っておりませんが(思ってるのかよ)、
ニッチ部門を狙う、その部門でダントツの1位になる、
他の儲けスキームを思いついたら会社ごと売却する…
彼の野望もいちいち理にかなっている。文句や嫉妬や憤慨なんか、
ただ単にみっともない。ぐやじー、こうも差がつくかね。
私も1回でいいから言ってみたい、「仕事やりたくなーい」って。
弊社なら直後にスタッフからお説教確実だな…それも長期間
(時間じゃなくて、期間。きっと何日も言われる)。
人は人、ウチはウチ。これまでのスタイルでこれからも頑張ります。
by kinkenya-kobutu | 2019-08-02 23:27 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)