確かに経費使っただけで「あー今日は仕事したした」感出す人いるよねwww
経営とはやたら、お金の掛かるものです。
人を雇えば人件費や交通費がかかる、家賃や光熱費、必要な消耗品や税金は
払うのが当然ですけど、リース料や広告代、商店会費や福利厚生費、
保険代(私の生命と火災/地震と社用車と盗難は入らないわけにはいかない)が
結構バカにならない額で掛かってしまいます。
「おお、今月(の粗利)はちょっと内部留保に回ったかな?」とか
POS月報見て微笑んだら、税理士のセンセに帳票類渡す時には
てんで残ってない、なんてしょっちゅうあります。
そんな中、懇意の同業者さまはこんな事をおっしゃっています。
「経費使って(仕事したー)とか言う人は、変。お金払ったらお客様やん」
深い言葉です。さすがに人件費払って「こちら(経営者側)がお客様」
とはならないでしょうが、象徴的なものを挙げるとすれば
広告宣伝費。SEO対策でもその手前のホームページ刷新でも
新聞折込でも各メディアのCMでも、ほぼ絶対お金が要ります。
もちろん安くはない広告を打てば、反響は必ずお店で集計を取っています。
やめるとなると、この反響を捨てることになる…どうしても心配になる。
だから広告宣伝は非常に難しいんですよ、年間経費の配分的に。
でも先述の先様はこうもおっしゃいました。
「ウチは広告費ゼロですけど、お客様いっぱい並んでいますが?」と。
ぐぅの音も出ませんよね…だって確かに、広告ゼロで多数のご来店。
つまり要は、「経営者は財布の紐を解く前にすることあるやろ」という事。
そんな正論で突かれたら、私そのうちバクハツするからね?立場無くて。
まあ「金払ってラクしてんじゃねえ!」とか仰りたいのでしょうな。
耳が痛い、耳がいたいわ~。
by kinkenya-kobutu | 2019-06-11 18:55 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)