決め付けは良くない
私は小資本で脱サラして成功の「目」があるのは古物商だけだと
思っている人間です。だって私今6期めだし。まだ潰れる気配ないし
(おっきくなる気配もないのは問題ですが)。
通常の物販、昨今流行りの「自分磨き系」、飲食などがダメ、
というわけじゃありません。ただ「勝率」は低いだろうと考えています。
コンビニをはじめとするFCビジネスなんてもってのほか。
おそらく徒手空拳/暗中模索で船出するより失敗率高くないっすか正直?
これから労働に耐えうる人口がどんどん減る中、本気で独立するなら
本部に吸い上げられるだけ吸い上げられててええのんか?
とか思ってしまいます。
私なんか時々師に持ってかれる弊社商品ですら勿体な…(以下省略)。
で、古物に己の人生を「全ツッパ(博打用語 逃げずに特攻する的な)」
している私は、「売上は仕入れだ」のスローガンのもと、
「買取で飯を食う」ことを念頭に立ち回っておりました。
ところが最近、お客様の「買いたい買いたい欲求」を、
軽視し過ぎな自分がいるように思えてきました。
どうせ売り場10坪に満たないし、置ける数はたかが知れてる。
なら売り場スペースは「買取専門店だと入り辛い」というお客様の為、
「販売してますよ」的な陳列にして、狙いはあくまで新規買取…
だったんですが、が。
どうも販売のお客様を逃がし過ぎているな…。
10坪未満には10坪未満の手があるでしょう。
在庫を超高速回転させるとか。
何か思い出しました、「天才」と呼ばれるお笑い芸人、松本人志さんが、
「もう(コンビの笑いも)終りやなと思ったら、
最近浜田がボケてきて、こっちが逆にツッコまなあかんくなった。
これでまだまだ行けるなと思った」
と仰ってたんですよ。すげえなと思って。
弊社も買取が業務ど真ん中でしたが、
少し発想を切り替えて、狭い店であえて販売を押し、常連様を増やす。
そんな感じで。
ちょっとこれから…販売の方も頑張ってみよっかなー。
by kinkenya-kobutu | 2019-01-14 23:45 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)