当事者意識の無い人なんて、果たしてプロって呼べるのだろうか?
私はスタッフや頼ってきた同業者様に何かを教える際、
「1から10まで」は伝えないようにしています。
意地悪でも面倒くさいのでもありません。
特にスタッフですけど、私が1から10まで、もっと極端に言えば
「服の脱ぎ着」まで甲斐甲斐しく手伝ってしまうと、
「1から10まで言わないとできない子」になってしまう。
できなかったら「教えてもらってないからできなくて当然」って事になって、
私側の責任なの? って変な空気にすらなりかねない。
ここ、小学校じゃないから。スタッフはお客様じゃないから。
同業者の皆さんもひとりひとり、一度胸に手を当てて
冷静に考えてみるとよいでしょう。
社内にたまたま一人いる「傑物」に、おんぶ&抱っこじゃないですか?
「喰えている」理由は、本当に自分の働きのおかげですか?
今の職場から放り出されたとして、貴方は生活水準を維持できますか?
何で今の業界は「権利権利権利権利権利、義務? 知らんがな」的な
人が多いのでしょうか。勝手にお金が会社に降って来るわけがないのに。
「自分はしっかりお仕事できませんでした。でも給与は100%もらいます」
これを何故普通に実行できるのか、意味が分からない。
もらうなという意味じゃないよ? 恥かしいか恥かしくないかの問題。
これをちゃんと「屈辱/赤っ恥」と認識できないと、
仕事うまくなるわけないやんか。プロじゃないやんか。
まあちゃんと俯瞰でモノが見れないと、自分が実質「お荷物」なのに
「エース」とか勘違いしがちですよね。
「どうせ給与があまり変わらないなら、できるだけ何もしない方が賢い」
とか考えてる人って、自分が頭良いと思ってますよね。
あの●宿のど真ん中で、お客様の応対を、片手ポケットに入れたまま
嫌そうに応対してた金券屋。私が社長だったら怒鳴りちらしてたよ。
なんで「あこぎな経営者」を罰する法律はいっぱいあるのに、
「あこぎで怠惰な従業員」を即解雇できる法律はないんだろうか。
フェアじゃないなあ…。
by kinkenya-kobutu | 2018-09-14 23:52 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)