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今は導く側なのに、まだ迷っている自分をビンタしてる私。しっかりせい

懇意にしている同業者様に長らく勤めていた方が退職されたというので

今後の予定を伺うと、しばらくは休暇を取って、これからおいおい

行く道を決めるとの事でした。古物歴23年の私としてはこれからどう動くか

少しアドバイスをして、きっとためになるであろう別の同業者様と

会えるきっかけを作って差し上げました。たぶん双方にプラスとなる筈。

…うん、こういうのは「クレクレ」になってはいけない。

古物に進むお二人がハピネスになればそれで良し。あー良い事した。

そのうち私にもおこぼれハピネスが(期待するとは我ながらいやらしい)。


本題。

今日は急遽同業者様と飲みになったので母を早めに寝かしつけ、

チェーンの居酒屋へ。靴箱がいっぱいだったのにはびっくり。

どこが不景気なのやら。


この方との二人飲みは私にとってルーティン出張時のF部長(茨城)の飲みと

並ぶ貴重な癒し&学びの場。アラフィフにしてまだ半人前くさい私に

素晴らしい気付きとヒントを与えて下さいます。

今日の方には経営の難しさを、F部長からは戦術戦略を、

独り身ほぼ確定、母の介護にまったく休めない仕事と決してラクではない

身の上なれど、この辺はかなり恵まれているかもしれないと思っております。


今日飲んだ同業者様と私は仲こそ良いですが、仕事の組み立て方は正反対です。

私は市井の零細企業経営者と同じく、難局を己およびスタッフの努力や

創意工夫で切り抜けていこうとする、「マンパワー重視」タイプです。

なので「数字数字数字」ではなく成功(または失敗)に辿り着くまでの

「過程」も非常に重要視しますし、成果のみをやいやい言ったりしません。


先様は、その「マンパワー」というモノに全くといっていい程期待していない。

零細企業には、そもそもスーパーマンなんてやってきません。大期待する方が

間違っているとの考えなんです。その前提で、「誰にでもできるシステム」を

構築し、人の能力やその日の調子で結果が大きくブレないように

最初から「レール」を敷いて運営自体をコントロールするやり方です。


「人の力に過剰な期待を抱かない」というのは経験則から来るものらしい…

過去に何があったのでしょうか? 気になりますが怖くて聞けない。

私より数歳年下なれど、私が思っていることやろうとしていることは

大抵見抜かれますし、大抵実践or実験済みだったりする。

まず第一に、こないこないいろいろな物事の「正解」を持っておられるのが

非常に妬まし…もとい、羨ましくて仕方ない。


10月には私も49歳…はてさて、私は本当に古物商として完成するのかな?

なーんか、業界人の傑物たちと関わるとそんなネガティブ感情が湧いてくる。

いかんいかん、今や私は弟子を持つ師匠だった。

ゲーム屋の時のN師匠、金券のF理事長、ブランドのH師匠みたいな

立派な師匠に、私もならなくてはねせっかく付いて来てくれているのだし。


by kinkenya-kobutu | 2018-07-25 23:47 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)