知らないうちに案外やれるようになってた(苦笑)
昨日は初めて、新人K君1人で古物市場に行ってもらいました。
見学なんですけど、やはりドキドキします。
本人も私の超期待に応えるべく、分からないながらいろいろアンテナを立てて
情報を持ってきてくれました。あーやっぱスタッフ送り込めるのはいいわ。
私、お店はそうそう空けられませんからね。ちょっと良い風吹いてきたかも。
で、K君目録に落札金額と落札者を全部書いているんですよ。
落札金額書くのは新人さん誰でもするんですけど、落札者も全部記入は
すごくファインプレー。で、私にクイズするんです。
「エルメスのバーキン、ポディロンのAランク、C刻の全揃いはいくら?」
私を試してどーする、と尋ねると、
「この一回しか行った事ないから、社長に聞けば高い安いが分かるかなと」
とK君。ほうほうなかなか鋭いな。よいぞよいぞじゃあ●万!
私も見てもいない商品に恐らく落札価格はこんなもんでしょうという予想を
次々していきました。そしたら何とこれが結構当たる。
プロなんやから当たり前やん? ノンノンノン、見ていないものを予測して
当てるのはなかなかですよ? しかも商品によっては。
「Aさん(東京)でしょ?」
「Kさん(兵庫)かな?」
落札者も見ないで当ててみせました。これは自分自身が一番ビックリ。
市場に出てもうすぐ10年…私は知らないうちに相場だけではなく、
他社様の好みや競りのクセまで見抜けるようになっていたとは…。
これってちょっと外国語の習得っぽいですよね。
習うより、慣れろかな?
教えて覚えるだけじゃない、自分で厳しい環境に身を置いてもがく事が
一番身になるんでしょう。
これからも2人で、市場でもがいて行きます。抜かれないよう精進せねば。
「生涯現役」も私の目標のひとつなんで。
by kinkenya-kobutu | 2018-07-15 23:59 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)