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まだまだまだ、「浮き」はピクっと動いただけ。引くには早い!

先日、買取査定のお客様から

○○を何とか処分したいのだけれど…

と相談を受けました。「○○」は、内容書けないけど激熱。思わず息を飲みます。
残念ながら私のハグチ(端口 得意分野の事)ではないですが、
今まで培った「横(同業間)の繋がり」でじゅーぶん対応できる。
儲かったなら儲かった、たとえ儲からなくとも横の繋がりが太くなる、
不得意分野の勉強になる、同業者様に“貸し”を作れる等、いいことづくめ。
ここは絶対逃がせない…と思ったのですが。

まだお客様は売るかどうか迷っておられる…

と見た私は、ここは「畳みかける」ことはせず、誘導はしつつも
優しく見守る事にしました。ここでグイっと竿を引いたら糸(繋がり)が切れたり
ヨソに行ったり、大事の商品を釣り上げる際に傷んじゃう。
つまり、

(プロがこんなに興奮するんだから、きっと良い物だ。合い見積もりしなきゃ)

ってヨソをグルグル回り、最悪お品が傷つくかも知れない。
こちとら「お客様にウマイ事言って、できるだけ安く買っちゃおう古物商」
じゃないですからね? そんな巷の同業者様と一緒くたにしないで頂きたい。
「弊社で視ます」と言ったら鑑定鑑別査定は勿論、面倒一切をみるという意味です。
何があってもお任せ下さい。だからこの日はお帰り頂きました。
お気持ちが固まったら、全力で拝見させて頂きます…。

こういう「同業者様へヘルプ」の状況でも先様との連携がうまく取れず、
結果弊社にだけ赤字が残ったという事も過去、けっこうやってます。
でもそれは大した問題じゃない。次、気をつければ良いことです。
私今年48歳ですけど、死ぬまで腕磨くつもりですからね。引退なんてするもんか。

「何でも査定できる古物商」に、早くなりたい。

by kinkenya-kobutu | 2017-06-14 10:57 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)