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話半分としても、悪い気分じゃない

8日の市場の下見時間に、某大手同業者様の中でも「その人あり」と
周囲から目されている大幹部様が私に、

「何や“かおっと”が滋賀でブイブイ言わしているらしいやないの」

と声を掛けてこられました。
「ごっつ高く買い取ってるらしいやん。ここ(競り会場の地)まで聞こえてるで」

…純度100%の褒め言葉、イジリ台詞ではないとは思います。が、
全く根も葉もない話でもなさそうな気がしました。
遠く競り会場の、普段店頭業務もバイヤー業務もしていない先様が
(先様の任務は恐らく新店立ち上げと各店の喝入れ巡察役)、弊社の話を
聞くとすればただひとつ。
弊社と「合い見積もり」をした近隣の同業者様の誰かが、
(かおっとが、めちゃめちゃ買取査定高く出してきて…)みたいな話を
先様にしたとしか考えられない。

だとしたら、いい話。

屋号は「かおっとくさつ」ですが、社名は「ハピネスポッド(幸せの鞘豆)」。
陰徳を基本とし、お客様にこっそりハピネスをお届けする事を旨とする弊社は
そもそも、他社様とコンセプトが違います。
お客様の顔色を見て値段変えたりしません。
合い見積もりも、弊社を信じてお越し下さる方の査定も、基本同じスタンスです。
精一杯の価格ご提示して、ご満足頂けなかったら仕方ない。己の実力不足。
そうやって今までやってきました。だから弊社はリピート率高い。

あと…「かおっとは手ぬるい」とか思われて競合のお店が近くに出来るのも
正直困りますしね…「あっ、コイツやるな」くらいに思われてて丁度いい。
どんなに弊社がシェア集めようと、合い見積もりに勝ち続けようと
近隣に同業店出来ちゃったらどうしても少しはお客様、流れますからねー。
そして数ヵ月後ひっそり閉店されて、少し寂しくなってしまう。
FCとかで、「直営単一店オーナー常駐」とマッチアップしちゃダメですよ?
本気でオススメできません。
(フランチャイザーからの棘縄)的なものでがんじがらめになってるFC店と
正直、法に触れなければ何だってできる一国一城の主とでは
自由度が違いますから。仮に戦争してもフランチャイザーは助けてくれませんし。
「はやくFC料払え」くらいじゃないですかね、言ってくるとしたら。
あと「はやく(ロイヤリティがしこたま入った)広告打て」くらいかな。
FC店からより多く「吸血」したいから店を繁盛させようとはしますが、
結局フランチャイザーの考えるのはお客様の事でもFCオーナー様の事でもなく
「金」です。自社の取り分。そこしかありません。

かくゆうウチも閉店リスクありますけどね。私のメタボ死とか(泣)。
もうちょっと食べるの減らさないとなー。体資本とはよく言ったものです。

by kinkenya-kobutu | 2017-06-10 09:43 | 古物商としての葛藤 | Comments(2)

Commented at 2017-06-11 01:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kinkenya-kobutu at 2017-06-11 09:27
↑ あわわわ…精進します。最近堕落がひどくって。