オサレしてる我が師匠
甘えんな、という事も含みーの、いろいろお忙しいから寄ってるヒマがないと
いうのが本音なのかな。
その師が、今日はなんだかオサレして来て下さいました。
ウチのスタッフ2人が世辞ではなくもてはやします。今日はどうしたんですか? と。
「これから撮影なんで」
師の言う“撮影”とは、テレビ番組ロケのこと。
月イチレギュラーで地元テレビ局の1コーナーを持つことになったんですよね。
今日はその1回目。で、師がお見えになったのは…
「カネちゃん(私のこと)、なんか撮影に持っていけそうなバッグない?」
ウチはいつからレンタル屋さんになったのでしょうか?
いくらなんでも今の今、しかも決算月クライマックスで在庫減らしてる中、
セールももう終わりかけの今、
そんな簡単に売れちゃうようなメンズアイテムはさすがに持ってないっすよー。
「なんや、役にたたんヤツだ」
本気で仰ってはいないと思いますが、文字にすると辛いもんがありますね…。
来月はこんなヘボいことにならんよう、キッチリ良品仕入れますわ。
決算の縛りもないし。師の“美意識”を裏から支えるのも弟子のつとめ。
…何だか古物商というより落語家の師弟みたいなノリになってきたなぁ。
by kinkenya-kobutu | 2016-09-23 18:50 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)