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商売が元々根本から違うけど

日本の製薬大手各社が、特許切れ薬の権利(だと思う)を売却し、
入ったお金を新薬開発費用に充てるらしい。

元々どこかしらの国が「新薬はとにかくエラい、後発医薬品ではラクに儲けさせない」と
全世界に向けプレッシャーをかけてる流れみたいですね、これは。
もちろん人類の為、新薬を開発するのはハッキリ“是”でしょう。
薬の権利売って他社様に安く薬を売ってもらい、より多くの方々の病を治すのも良い事。

ただ…新薬開発競争して得するのは、やっぱりあの国じゃない?
コーンベルトで世界を支配した頃と戦略がまったく一緒では。
牛肉おいしいでしょ? その病気、この新薬でしか治せないよ?
開発費がどデカくかかるのは聞いてる。それでも創薬事業はマネーだけじゃなく
博愛に基づいた人道を頑なに守って欲しいなあ。新薬だからってバカ高は良くない。

弊社もお客様の事を軽視して、我が我が内々知らん知らんしたらどんなに儲かるか…。
でも、できないんですよね性格的に。
古物商はそんな拝金主義の巣窟であってはいけない。

お客様のご不要品を買い取りお金をお渡しし、本来捨てられるものに価値を見出して
エコに繋げる、もう手に入らない廃盤の逸品に光を当て新たな消費を促す。
それが古物本来の道ではないでしょうか。甘いですかね…。

by kinkenya-kobutu | 2016-07-05 12:28 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)