「人生の終い方」を見て号泣
介護真っ最中だし、経営者として何の備えもビジョンも見出していない
脆弱なメタボおっさんのわが身としては非常に気になる番組。
さっそく視聴しました。
私が拝見したのは、
「35歳男性、奥さんと小学生と小学校入学直前のお子さんを持つ末期癌患者」と
「80歳(81かも)女性、知的障害のある娘を残して死ねないと思う末期癌患者」。
どちらも壮絶。
35歳のお父さんは、亡くなる4日前に家族で温泉旅行、
ほとんど口に出来ない(癌全身転移)のにみんなで食事を摂る、
80代のお母さんは、昨年まで居酒屋を切り盛りされていて、
その時の常連さん達が障害を持つ娘さんを支えていくという話でした。
ああ、今書いてても涙が止まんないわ。
一生懸命仕事してきた事によって、自分が死んでも“繋がり”が残るのよ?
奇跡だって。これがいい加減な商売してたら絶対ないもんね。
そして35歳のお父さんの息子さん、偉かった。
奥様や妹さんが泣いている中、ぐっと堪えてご遺体に宣言するの、
「お父さんがいなくても僕ががんばるから」と
(実際とニュアンス違ったらごめんなさい 号泣しててよく見れてなくて)。
あかんわー、NHKこんな骨太すぎる番組作るなよー。
“終い方”、か…。何にも果たせず病で寝たきりフェードアウトだけは避けたい。
精一杯近江商人せなアカン。少々疲れたくらいで弱音吐いたらアカンわ。
もし再放送があったらみてはいかがでしょう。ハンパやないっすよ? 衝撃的です。
by kinkenya-kobutu | 2016-05-24 15:32 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)