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正に「李下に冠を正さず」

「コンビニ業界の皇帝」と言ってもいい最大手の会長が辞任した。
業界の末端に2年ほど居た私にとっては、久しく味わった事のないインパクト。

悪は滅びた〜と昔なら言ったかも知れない。
何せこの御仁の残虐性は、「ビジネス」の一言で説明出来ないレベル。
何でフランチャイザーが最高益連発なのにフランチャイジーの多くが
裕福でないのか。余裕がないのか。身内じゃないのかってーの。
江戸時代の八公二民じゃあるまいし。
ナショナルブランドの誇りを踏みにじり、我がのみ儲かるシステムを
構築したのもこの人だ。
まあ嫌ならあそこと組むな…という事だが。

長い期間の大成功で傲慢になったのは否めない。
更迭しようとした部下が噛み付いた事を「喧嘩腰」と形容したが
喧嘩腰なのはお前もだろうと、側近の誰か言わないのだろうか。
最高益出してる当該社長を切れないから拗ねて辞めるのって、
「流通の神様」とまで呼ばれた人間のすることなのか。
そんな好き、嫌いで人事権振り回す人間の息子が取締役に名を連ねてたら
どんな人間の脳内も「独裁者が世襲狙ってる…」になるさ。
恐いってーの。

こんな事も分からなくなってるとは…耄碌したねS会長。とりあえずお疲れ様。
息子さんと会社出て、ヨソのコンビニに入社して
創業者一族に弓を弾くと個人的には超メシウマだけど。

…いつになく毒が多いブログですみません。

by kinkenya-kobutu | 2016-04-08 18:47 | Comments(0)