為替が動くとこっちも動かざるを得ない
今時ドル円で「ショートがっつり」してる人なんているのかしらん? と思いますが、
もしいらっしゃったらウラ喰った人はご愁傷さまです。
普通は3円以上とか動いたりしませんもんねー。
ま、いつぞやの「オバマショック」で2回連続強制決裁喰った私には縁遠い話です。
もう2度とやらないと誓ったんで、FXはやりません。あんな地獄は嫌だ。
さて、こういった急速な円安は弊社の運営にも大きな影響を及ぼします。
貴金属、宝石、ブランドバッグ、時計など、為替の影響を受けるものばかり
取り扱っているものですから、急激な円安、円高にはハラハラします。
今回の「正解」は、
時計を貯めこんでいた同業者さまです。特にロレックス。
ロレックスの中古相場は流行り廃り、製造年の新しい古いも大事ですが、
「円が安いか高いか」が重要です。
円が外貨に対して高いと、割安な平行輸入品がわんさか入りやすくなるので
結果的に中古価格を押し下げます。
逆に円が安いと平行輸入品が高くなる上、強い外貨で中古品を買われてしまい
海外に流出してしまうので、結果的に中古価格が高くなります。
あ、そういえばウチ今ロレックスの在庫、2台しかないや…
あー何でちょっと前に手放しちゃったのかなあ。
我ながらドンくさいわー。残しとけば良かった~。
円が高い時は安い平行輸入品を買い、
円の安い時は手持ちの中古を高く手放すのが高級時計を賢く使うコツです。
そんなに上手く行かないのが人生ですが…。
by kinkenya-kobutu | 2014-11-01 12:49 | 古物商としての葛藤 | Comments(2)