そこはお客様のご意思を尊重した方が良いのか、本気で悩む
「何がなんでも稼ぎたい」とはあまり思っていません。
カッコつけでも余裕があるわけでもなく、ただ単に、
「この買取(販売)が、本当にお客様の為になるか」
を、最重要視しているだけで。
なので安く買いさえすれば利益が出るものでも、
(ここまで安く査定しないと利益が出ないなら…)と考え、
お客様に「お売りにならず、お持ちになった方がいいですよ」とご案内するし、
お客様が少しでもご購入を迷うような仕草をお見せになったら、
「お取り置きしますから、一晩考えてお越しになられてはいかかでしょうか」
とご提案しちゃいます。
「商売っ気がない」とはまた違うと思いますが、普通はこんな社長ダメですよね…。
ただ企業の永続性を考えたら、このやり方で合ってると信じたい。
先日「○の軍資金の足しに」と某お品をお持ち下さったお客様の時もそうです。
めちゃくちゃ共感できますし、「同好の士」として何とかしてさし上げたいけれど、
査定金額的にお客様の御為になるとは思えなかったので、お断りしました。
お察し下さいませ…何でもお買取りする事がサービスじゃない、と私は愚考します。
by kinkenya-kobutu | 2014-09-04 18:18 | 古物商としての葛藤 | Comments(5)
↑ これはさらに難しいですね。
「代替わり」での放出の他に「現役買い替え」での放出があるという事でよろしいでしょうか。
そんな機会があれば、必ずご案内いたします。