人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ちっともハピネスな話じゃなくてごめんなさい

「ソリが合わなくても、嫌われていても、良いところを見つけて評価する」

ある社長は以前、そう仰いました。私には到底たどり着けない境地です。
私は恥ずかしながら、例えば取引先とか仕事仲間とか従業員とか、
「お客様」ではない人を本気で嫌いになったら、たぶんその方の事来世まで嫌いです。
(相当悪意をもってバカにしてきたり、「自己中」がひどい人に限りますが)
良いところを見つける? 評価する? 自分の目が感情で曇らない保証、どこにある?

「ノブさん、もう社長なんだからそんな事言っちゃダメだよ」

と言うのは簡単(色んな同業者様から言われそうなんで)。
頭ではさすがのダメ人間ノブでも理解しています。努力もしています。
完全には実施できていないというだけであって。
I女史はそんな私の欠陥を全て飲み込んでお仕事に従事して下さっていますが、
じゃあ私は彼女のような「出来た人」以外は雇えないのか? と思うと本気で凹みます。
会社、デカくできないの、ほぼほぼ確定やんかいさ。
そもそもそんな方は既に雇用されてて、会社側が絶対手放さないだろうし。

「人の血(性根、生来&環境による考え方と捉えて下さい)までは入れ替えられぬ」
からこそ最初に吟味して、自分が持つビジョンに合致した方を雇うのか、
「人の血までは入れ替えられぬ」
からこそえり好みをせず、少々摩擦があっても「加点方式」で雇用するのか、
後者の方が明らかに字面の見栄え、良いですけどねえ。

…世の中の社長さんは、
「過去に戻ってアイツを不採用に出来るなら、全財産はたいてもいい!」
とか思っている人、多いと思うけどなー。

by kinkenya-kobutu | 2014-05-11 10:46 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)