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持ち球は直球のみ、それでいいやん

本日は仕入れ業務。

とはいっても緊急性の高い売り買いはなく、
相方が「(仕入れ段取りを)キャンセルしましょうか?」と聞いてきたのを
わざわざ予定通り実行したのは、ある待ち合わせがあったから。
某在阪同業者さま(広義・皮革ゴム製品商)に、
金券の業販先を引き受けて下さるチケット商様をご紹介すると
約束していたのです。
ただ私から派生する全ての情報、ノウハウは会社の所有物なので、
社長には前もって今回のご裁可を頂戴しております。

今日両社における初回の「鋸商い」を現場で立ち会わせて頂きましたが、
業販を引き受けて下さるチケット商様には若干良いお話になりそうです。
そして金券の売り買いを依頼する側の同業者さまも、
徒手空拳でイチから付き合うチケット商を探すより
かなりの効率化が図れた筈。
しかも最初からきちんと対応して下さる取引先様。
セッティングした私も満足しています。

でも…これって他社さまならなかなか無い話ですよね?

誰が信頼できるか、何が強くて何が弱いのか、
そもそもどこから荷物を仕入れているのか、売却しているのか、
これは明らかに「秘伝のタレ」に属する話。
10人金券屋がいればまず、半数以上は口をつぐむ案件です。
で、今回さらにイレギュラーなのは、商いの「間」に一切入れない点。
入れなければ、利益も享受できないですよね?

ふつーこの話、古物商はやりません。
よっぽど借りがある、よっぽど付き合い深いならありでも、
両社と弊社はほぼ五分五分の関係。
でも私は引き受けた。ぶっちゃけると先方の皮革ゴム製品商様に、
「金券をしっかりやる為には、仕入れと転売を担う取引業者が必須」
と促したのは私の方から。
そして社長もこの件にgoサインを出して下さいました。

やたら口を挟んで「ウチにも何かメリットプリーズ」とかするのは、
社長の美意識(および私の美意識)に反しますから。
要は同業者様に、

企んでませんよー、
言動に裏なんかありませんよー、
信じても大丈夫ですよー、

みたいな「弊社スタイル」が伝われば十分なわけで。
最終的には、弊社にも「何か」あります。果報は寝て待て、です。

たまに見ますね、「出すのは舌でも惜しい」的な古物商。
しばらく話せば、プロ同士だいたいわかります。
勿体ないな、と思うのは私だけでしょうか。

by kinkenya-kobutu | 2013-04-19 22:49 | 行動中 | Comments(0)