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麦わら帽子は冬に買え、と言うそうです

古物商に限らず、物品販売業の全ては「シーズン外れにモノを仕入れる」のが
より安く商材仕入れをするコツです。

金券商で言えば8~9月(来期は11月配当が有効なのでどうなるか不明)に
航空株を仕入れようとすると物凄く高いけど、
ハナっから「騰がる」と信じて配当初めから買い集めると案外安かったり
(ちょうど今下がり気味ですね 騰がるのかな?)。

新幹線回数券で言うと10日過ぎは在庫に余裕があってやや相場が安くても、
月末はどこも空っぽで、「ならプ●パーで取るわっ」みたいな高値もあり
(最近は潤沢、という言葉を久しく聞いておりませんけど)。
先読み力と度胸が無いととても「お買い得な仕入」など覚束無いのでありますが、

こんな時、他の商売では「麦わら帽子は冬に買え」と言うそうです。
スキー用具を夏に買って冬の始まりに売ったり、
キャンプ道具を冬に買って夏休みに売ったりするとかでしょうね。
彼らは「市場(同業者が集まって荷物を競りにかけること)」があるんで
そうゆうことが意識的にできるのかもしれません。

その点金券商は粗利少ないから「ギャンブル」できないんですよねー。
商材は仕入れたら速やかに現金化。現金化したら仕入れ。この繰り返し。
△制で「お持込み」するお客様も大変だろうけど、
私ども金券商も「止まると死ぬんじゃー(by寛平師匠)」
みたいな部分もあるんですよ、正直言うと。

だから「●●0●●●」を●造して「換金」しようとする動きは本当にやめて欲しい。
人は損をしようが会社が潰れようが、自分が得さえすればいいなんて考えは、
おおよそ人間の考え付いていいものとは思えないのですが…。

by kinkenya-kobutu | 2011-12-15 09:05 | 古物商としての葛藤 | Comments(2)

Commented at 2011-12-15 21:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kinkenya-kobutu at 2011-12-17 08:31
↑ 磁気登録前の「それ」なら、苦い記憶があります。