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許せない蛮行

16日午前11時頃、大阪府パスポートセンターに強盗が押し入り、
収入印紙と収入証紙が盗まれたことはご存知でしょうか。
(ニュース等で大きく報道されています)

これ、犯人は恐らく金券ショップや質屋、リサイクルショップで換金しようとしますね。
強盗犯が現金ではなく、金券を奪おうと考えるのは、

古物商での換金を、はなっから計画に組み込んでいるということ。

ありえないほどの身勝手さ。なぜ我ら古物商を巻き込むのか。絶対に許せない。
古物商が盗品と知りつつ商品を買えば「故売」という罪に問われます。勿論重罪。
そんなことは絶対にできません。
だから当該品が各々の古物商に持ち込まれた際、スタッフは
本当に気をつけて慎重に「心のアンテナ」を立てて警戒するのですが、
ただその当該品の99%以上はごく普通のお客様。何ら問題のない真っ当な商材です。
誰も彼もを「容疑者では?」と疑う事などできないのが正直な所。

はっきり言って、こうゆう事があると心底疲れます。
一刻も早く犯人と盗難品が見つかって、
「こんな事するとこんな重い刑罰が下るよ」と世間に知らしめて頂きたいものです。

同業者の皆様、みんなで見つけましょう。そして水際で防ぎましょう。
この古物商をあざ笑うような行為を平然と行う、悪辣な容疑者を。

by kinkenya-kobutu | 2011-11-17 09:07 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)