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違うよ相方、大事なのは「チャレンジ」することだ

昨日、現場ヘルプに入っている私の所に本部から相方K君がきました。

「ちょっとやらかしまして」

聞くと、かなり転売が困難な商品を買取許可してしまい「損」が出そうとの事。
彼はその時のヒアリング不足とか注意不足とかを後悔していたようですが、
私から言わせれば、

グッジョブ

の範囲内。
だって「お初」の商材は基本、「伸るか反るか」みたいなモンでしょ?
バイヤーで一番アカンのは、「損を恐れてチャレンジしない」こと。
見たことない商品でも、一回再販売に成功すればその後は貴重な利益を生む。
そりゃ一発100万とか損したらさすがにマズいけど、
逆にそこまでの単位なら、冷静な相方なら軽はずみな指示・応対はまずしまい。
私ならやりかねないが(おい)…。

今回の損は最大で4000円ちょっとくらい。
見込み違いで既に今年他セクションだけでも15万近くぶっ飛ばしてる
(その分せどりで取り返してもいるが)私に比べたらまだまだかわいい。

金券バイヤーに大事なのは、
人の金で博打する「責任感」と「チャレンジ精神」、
あとは「回転力(キャッシュ→在庫→キャッシュ…のサイクル)」と品切れを防ぐ事か。
特に弊社の場合は損を出した際でも弁償の「権利」がない(当社鉄の掟)ので、
十字架を背負ってなお、また博打を打つ気概が必要。

自分たちの古物許可の範囲で買っていいもので、
なおかつコンプライアンスに引っかからないものであれば、
基本何をチャレンジしても構わないでしょ。
失敗した後またお客様がお持込みになられた際「前は買ってもらった」と言われるのは
ちょっとツラいけどね。

ああ、1品くらい「俺様が初めて買い取って(販売)始めた」とか言える、
商材を見出したいもんだわ、死ぬまでに。
モノにもよるけど、「パイオニア」は最初ものすごく儲かるからなあ
(最初だけだけど。すぐ真似されるから)。

by kinkenya-kobutu | 2011-08-13 23:12 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)