人気ブログランキング | 話題のタグを見る

数字の妙

昨晩、「ためしてガッテン」というNHKの番組で

4割引のA店と、購入代金の6割分の商品券をくれるB店ではどちらが安い
(厳密に言うとこれはクイズの2問目だった)

というのがありました。
購入するものはいくらでも欲しいもので、
商品券は一度目の購入後、その場で使ってしまうと仮定して、
皆様はどちらのお店で購入されますか。

このあたりは金券屋として間違えるわけにはいかないような…。
念のため、正解は。

B店で1万円払うと、買える商品は実質16,000円。
であれば、A店で16,000円分買うにはいくら必要か?
答えは16,000×60%=9,600円。
だからA店の方が安い、ということになります。
B店は67%以上分の商品券を付けないとA店の割引に勝てません。
数字のトリックに思わず引っかかりそうになりますね。


金券でのお客様の人気度に限って言えば、
無料券 → 額面券 → 割引券(公共交通系は除く)
になります。
実質割引券の方が額面券より得、ということはたまにあるんですが、
おすすめしても「絶対こっち(額面券)」みたいになることも多いです。
使える金券が何種類もある用途であれば、金券ショップの店員さんに
「どうやれば一番安くなる?」と聞いてみるのもいいかと。

by kinkenya-kobutu | 2011-07-13 09:05 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)