話したら負けなのか
「ノブさんっていろいろ教えて下さいますよね」と言われました。
ちょっとびっくり。
とはいっても、何もかもペラペラ話しているわけではございません。
(コレは話すともうウチで仕入れてもらえない)とか、
(コレを知られるとウチの儲けがモロに減っちゃう)とか、
(教えてくれた同業者様にコレは黙っててと言われた)とか、
(コレをバラしちゃうと社長に殺される)みたいな話は絶対にしません。
むしろうっかり話してしまうのは社長の方です(多分)。
ただ少しネットで調べれば分かることや、現地に行けば全部理解できるレベルは
できるだけお話しするようにしています。
後々自然に分かってしまう情報を黙ってても、あんまりメリットないですから。
逆に情報開示して、先様が少しでも弊社を良く思って下さると
後々とても良い「風」が吹くことがあります。
確かに、吹かないことも多いですけど…だから業界人は一応に口をつぐむ。
「話したら負け」の風潮が蔓延してますね。
でも、誰が「ギブテイク」ができて誰が「情報ケチンボ」かは
しっかり仕事に向き合ってりゃあ分かるっしょ。
ギブテイクできる人(業者さま)にだけ、話せばいいだけの事だと思うけど。
実名で例に挙げたいくらいだ(吉凶両方)…。
…やめときます。
ギブテイクできる良い業者さまだけでも書こうかと思ったけど、
懇意の業者さまから
「ウチの名前入ってないやんけ!」って言われるの困るし。
(入ってないってことは、つまりそういう事なんだよこのケチンボめ!)
と言えたらどんなにスッキリすることか…。
言わなきゃ分かんない人もいらっしゃいますものね。
あえて波風を立てようとは全く思わないですけども。
by kinkenya-kobutu | 2010-10-05 21:38 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)