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結局は誰かがリスクを負うのよ

金プラチナ製品にしても、株主優待券にしても、こういった類のものは
皆様もご存知の通り「相場」があり、価値が一定しておりません。

昨日ご売却されたお客様から、
「何で今日は○○○○円買取なんだよ、なんで俺が売った直後に値を上げるんだ」
というお叱り(マジお怒り、半分冗談などを含む)を年に2回ぐらい受けますが、

逆もありますよ、と声を大にして言いたい。
弊社がお買取りした翌日騰がったからといって、濡れ手に粟とは限らない。
次の日暴落して、その濡れ手に粟状態を手首から切り落とされることもある。

プラチナだって1日500円落ちること(しかも最近)もあるし、
航空株優だって1日2000円くらい相場が落ちたこと(これは度々)もあるし。

お客様が金1kg、株優200枚とかお持ちならお気の毒としか言いようないけど、
弊社だって、他の金券ショップさまだって古物商さまだって、

しばらく立ち直れない位大きな「逆張り」したことありますって。
売った直後相場が400円上がったりね。
ウチの社長みたいに(あ、これ書いちゃいけなかった)。

明日の相場が100%分かれば、株屋さんかFXで億万長者でしょ。
ていうかその一人が日本楽勝で救えるって。
…そんなメシア、日本には現れないのかなあ。
私なんかに国庫を任せたら、100%「デフォ○○」だろうしね…。

by kinkenya-kobutu | 2010-05-30 09:06 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)