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それはギブアンドテイクになっておりません…

先日、とある同業者さまに素性を伏せて見学させて頂いていたところ、

お客様「もう行かなくなったんで…」

返金希望のお客様をお見かけしました。JR在来線回数券でした。
よくあることです。
店員さん「返品交換はお受けできないんです」
まあ、これもよくある対応ですな。

お客様「この代金分、他の商品と換えてもいいから」
店員さん「先ほど申し上げたとおり、一切返品交換は受けられませんので」

結局、「買取(若干値が下がる)」で決着しました。
このお客様的には「返金じゃないんだからいいだろう」と思われたようですが、

お客様のご予定が変わったのは、お店のせいじゃありません。
ご購入後数日経過して、有効期限が短くなった切符の責任は誰が負うのでしょう。
何よりこのタイプの「交換」を一度受けたら際限がなくなります。
当日翌日でレシートがあり、未使用と判別できる商品(モバイラーズチェックとかは×)なら
弊社は受けますが…。

ちなみに私は、2ヶ月前に弊社で買った切符を全額返金してくれと強要するお客様に、
舌打ちされて帰られたことがあります。

(有効期限残り2日、もちろんレシートなし)
このお客様は渋々買取で承諾しましたが(結局交換を希望した商品は買わず)、
もし揉めてたらこっちの正体も分からないし、話に割って入ったかも。

コワイ人なら知らん顔したかも…。

by kinkenya-kobutu | 2010-04-05 09:24 | 古物商としての葛藤 | Comments(6)

Commented by taiyo at 2010-04-05 18:23 x
低金利が長く続いたために、期限の利益について疎い人が増えてしまったことにも原因があるように思います。「当たり前」って人によって違うから難しいですね・・・。
Commented by kinkenya-kobutu at 2010-04-06 19:00
↑ そもそもお客様に私どもの苦悩をわかって頂こうと思うことが誤りなのかも知れません。

  どんな状況でもお客様にご満足頂ける商人になりたいです。
Commented by special_rapid at 2010-04-06 20:01 x
多分、ごねれば何とかなると思っている人が結構いるのでしょう。
Commented by taiyo at 2010-04-06 21:56 x
業界の側も、良い意味で開かれていかないとならないんでしょうね。きっと、分かってくれるとは思います。
Commented at 2010-04-07 09:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kinkenya-kobutu at 2010-04-08 08:17
↑↑↑ いらっしゃるでしょうね。金券屋じゃなくてもJRの窓とかでもよく出くわします。

↑↑  うーん…職業柄よく同業者さまとお会いしますが、いろいろ難しいですね。

↑   そうかも知れません。ただ、私どもはJT○みたいな巨額マージンないですけど。