以前は従業員の立場だったのでどんな事でも我慢していました。
師の顔を潰しちゃいけない、会社全体に迷惑を掛けてはいけないと、
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでいたのですが、師から暖簾分けを
受けてから徐々に“耐えること”を止めた1点がございます。
それは、「お客様が約束を破ること」。
お取り置きを取りに来ない、コ●ー品を持ち込んで「もうやめて」と
念押ししたのにまた持ってくる、忙しい時の電話はすぐに切っていいと
言ってたのに自分の要件を優先させようとゴネる…。
約束しましたよね?
「××はもうやらない」と、お客様の口から仰いましたよね?
そういう時は私、例え相手がどんなに巻き舌で唸る系であっても、
一歩も引かなくなります。「もう今日が命日でいい」とさえ思う。
まあ幸いにして、実際そこまでの荒事にはなった事は無いですけど…。
出入り禁止にしても、
電話問い合わせを禁止にしても、
お取り置きを禁止しても、
割引を一切禁止しても、
平気な顔をして来店されたり、値引きを要求したり、査定UPを望んだり、
お取り置きが当然できるものとして言ってこられます。
私、あんまり分かんないお客様には先んじて言います。
「お取り置きしててやっぱ止めるとか言う方いらっしゃいますし」とか。
もちろん聞いているお客様がそれをやらかしたご当人様です。
「お客様だぞ? なんだかんだ言ってもこっちが客だぞ?」
こういった感じが“ありあり”とにじみ出るんよねー。
そこからはエターナル塩対応です。何があっても解除はしない。
先日お見えになったお客様、お取り置き2回ドタキャンで
私から散々苦言を呈したにも関わらず、今回また
ご自身の買取査定品のつり上げを熱心にやってこられたので…、
同業他店様をお勧めしておきました。もしかしたら弊社が取引すれば
少しは利益を得られる可能性も、なくは無いのでしょうが…
これ以上関わらない方が、いいかも知れません。
信用あっての商売ですからね…。
# by kinkenya-kobutu | 2022-07-03 02:07 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)