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資格があるからって、全ての業者が良心的ではありません

長く古物商をやっていると、お客様の色々な転機に立ち会う事があります。

進学、就職、転勤、

結婚、離婚、出産、


人の死をきっかけに、ご用命を賜ることも多いです。

遺品整理とか形見分けですね。

この遺品整理(代替わり)、古物商にとっては最もアツいイベントの一つです。

生前の親御さんに、遺品となるお品物の価値を聞いている場合はともかく、

ご親族の縁が薄かったり疎遠だったりすると、遺品の価値も分からず、

思い入れも高価買取の期待もされていないケースが多いのです。

反面、価値を正しく知らないがゆえの不相応な高値期待も、ままあります。


皆様は、遺品整理士という民間資格をご存じでしょうか。

文字通り遺品を整理する為の資格なのですが、これ不用品買取業者と

全く同義、ではありません。もちろん不用品買取はしますが、

不用品買取業者の多くがやらない、お金にならないものの処分や、

“遺品に対する供養”や“遺族への向き合い方”、“行政との関連”など、

「さすが餅は餅屋」という面もあります。ただし真っ当な業者だけですが。


恐らく、遺品整理士を名乗る(もしくは自称する)業者の多くは、

通常の買取店と値段で競合しなくて済むから遺品整理士になろうとした

節があります。


通常の作業の流れとしては、査定する、買い取れるものはお値段を提示する、

処分・搬出料から買取成約代金を引いて精算して請求、

みたいな感じなんですね。良心的な業者はできるだけお買取り金額を

高くして、極力お客様の負担が少なくなるよう心を砕きます。


しかし悪徳業者の場合、買取値段は安く処分費用は高く、

一人のお客様からできる限り利益を取ろうとする遺品整理士は多い筈です。

遺品整理だと、なかなか合い見積もりも難しいし…口コミくらいしか

ないでしょうね、業者の良し悪しを決める要素って。


ホームページの文言とかチラシとかで、どうか騙されませんように…。


# by kinkenya-kobutu | 2022-08-15 23:15 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)