中古ゲーム屋に始まり、チケット商を経て、皮革ゴム製品商に辿り着いたある古物商の日記

by kinkenya-kobutu
 
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ドラッガーは知りませんけど
ちょっと前から「ピータードラッガー」なる経済学者のお話をよく耳にする。
2005年に亡くなられた方で、非常に多くの名言を残されたとか。

読んでみたい気はするけど、読破できるかなあ。
読破できても、自分の中にフィードバックできるかなあ。
かなり微妙。

ドラッガー氏の著書でも最も有名な「マネジメント」を題材にした
萌え系イラストの表紙が目印の小説(?)があるんですよね。
えらい売れたらしい。その本の紹介記事(こちらは雑誌)で、

「組織内で、悪い事と知りつつ見逃すのは悪(内容違うかも 何せ立ち読み)」

みたいなことが書いてありました。

グサっときますね。
古物なんてお客様が価値を知らない事を認識しつつ安く買い、高く売るのが基本なのに。
(こんなことを書いてもいいのかな?)

適正な価値をお客様に伝え、ご説明し、適正な価格で売買する。
これを実践していない同業者さまは、それこそ星の数ほどいらっしゃる。

今偶然にも、私受け持ちの他セクションで「できるだけ情報開示をして売買する」
という方式を試験的に実施しています。

いやあ儲かりませんね、ストイックにやり過ぎると。
だって服屋でも薬屋さんでも、これはいくら儲かるとか言わないでしょ?
(そこまでは開示しないとしても)
金券屋だって、

○○○は近所で使えないけど、東京では大人気だから20(%)は儲かるグフフとか。
△△△は実は××が買えるから「加工」して高く売り抜けようオホホとか。

思ってても心の中に留めるでしょ?
ドラッガー氏が仰る「真摯に」って、どこまでが真摯なのよ。
ベールに包まれてるから商売が成り立つって部分もあるんじゃないの?

…分からん。
やっぱしっかり読まなきゃダメか。
でも読まないとアカン本、家に山積みだなあ…また本棚の肥やしになっちゃうのか?
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-30 09:08 | 古物商としての葛藤 | Comments(6)
 
「行方不明」の恐怖
古物商が同業者間で頻繁に荷物をやり取りするのは以前も触れた通り。
一昨日も同業者さまに一本連絡を入れて了承を取ってから商品を送っておりました。
原価は○○万円。行き先は東京。

昨日朝一にWEB上の「荷物追跡サービス」を確認すると、
夕方に受付してもらった荷物にしては意外に早く、東京の基幹局に到着していて
既に配達の為持ち出されているとの画面が出ました。

(これなら先方には正午まで着いて、送金も当日にしてもらえるな)

と安堵し、ルーティンワークに戻ったのです。
そして13時過ぎ、先方から連絡が。

(無事着いたんで送金しましたー、の電話だな)

とか思っていた私は甘かった…。

「まだ荷物が着いてなくて…どちらの(配送)業者で送られました?」

えーーーー!
あの状況(追跡サービスの結果)で正午回るの? 俺確認したの9時よ?
なんで?

「○○○○○(配送業者名)です。追跡番号は…」
慌てて詳細を伝える私。もう頭の中にはひとつの事しか浮かんでいません。

荷物が行方不明 → 先方様に届く前に紛失、盗難被害

業界内ではよくある話です。そして殆どは解決しない。
意外に配送業者さんの多くは、誤配、汚破損(汚れたり壊れたり)、紛失に対して
真摯な対応をしてくれない事が多いと聞きます。
だから弊社も大きな「動産保険」に入っているのですが…。

動産保険、本当は使いたくない。だって、

来年の保険料が上がる
保険金詐欺や誇張がないかネチネチ調べられる
保険金が下りるまで時間と手間が超掛かる
保険が下りるのはあくまで「原価」売却益は補填されない

いいことなし。
でも運送会社の保険は限度額小さいし、大きくしたら高いし…。

というわけで物凄く悪寒がして、油汗かいておりました。
何の仕事をしてるやらよく分からないまま16時ごろ、

「今届いたようです」と先方。

心底安堵した。無くなってたらどうなっていたか…。
同業者の皆様、運ぶのはプロでも人間です。
人間が運ぶからには「ミス」や「事故」や「○○(書けない)」がつきものです。

万が一のリスクを考え、万全の対策をしておきましょうね…ああ怖かったぁ。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-29 09:07 | 古物商としての葛藤 | Comments(5)
 
開け閉めしにくい脳内の「引き出し」
どうもこのところ、伝言をし忘れることが多い。

最大3台の携帯を持つ(2つは会社携帯、1つは私用だけど公用しか掛かってこない携帯)
私は、ある意味社長以上に「オフ」がありません。

鳴る鳴る。すっごい鳴る。しょっちゅう鳴る。特にオフに熟睡してる時よく鳴る。
(嫌だというわけではありません。仕事なら喜んで24時間応対させて頂きます)

それで、
「○○を□□枚お送りしますので…」とか、
「△△を××枚買い取って欲しいのですが…」とかの話を、
社長や相方K君や現場の上長に言い忘れることが非常に多くなってきてるんですよね。
そして何かの拍子に「脳内の引き出し」がガラっと開いて

ああああ~っ、アレ現場に言うの忘れたぁ、どないしよ~。
てなことになるんです。もう心臓に悪いったらない。

手に引継ぎの詳細を書いたりもしてるんですけどねー。
先日うっかり手を洗ってしまい、何が書いてあるのか分かんなくなったりもしましたが…。

間に合えよ、今回の引継ぎ(ブログ書いてないで、早よ電話せい)。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-28 08:57 | 行動中 | Comments(0)
 
昔はこんなことなかったような…
今日は営業推進ミーテの日。
開始時刻は聞いていないけど、恐らくいつも通り正午まえくらいでしょう。
みんなお忙しいので遅刻するわけにはいきません。

ただ今から12時手前となると、ちょっと間が空きます。
できれば…しばらくご無沙汰になっている同業者さまのところに行きたい。
ちょっとやっときたい仕事(作業含む)もあるし。

電車が定刻通りで動くと分かっているなら実行するんだけどなあ。
今日び遅れること多いでしょ?

「あの事故」以来、ものすごく安全運行に気を遣っているのは分かりますが、
こう頻繁に遅れると予定を立てにくいなあ。
…それでも海外の鉄道に比べれば、日本の旅客鉄道は優れていると言いますが。

異音を感知したので車両点検
車内で急病人が出たので救護措置
車内で迷惑行為
人身事故
踏み切りに車両進入
踏み切りの遮断棒が折れる
線路に人が立ち入る
架線に異物が引っかかる
信号の故障
停電
地震
落雷
沿線で火事
…いろいろありますな。

何にせよ、各鉄道会社さまには足を向けて寝れない我ら金券屋でございます。
お客様方にどんな事情があるかは存じませんが、
後々鉄道の運行に多大な被害が出るような行為は是非、謹んで頂ければ幸いです。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-27 08:51 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)
 
果たして無事、「投げる」ことができるのか?
f0064937_8454717.jpg

(如何ともしがたい諸事情により、画像を加工しております)

某ディズニーリゾートの周りを走っている電車(モノレール?)の2日間乗り放題券です。
有効は5月末まで。
お客さまも持っててさぞお困りのようだから、とお買取りさせて頂きました。
相場も全く分かりないまま。勘です勘。

さて…3枚あるけど同業者さま誰か買って下さるかしら。
投げる(この場合プロに転売するという意)ならGW突入前だけど…どうしようか。

(買ってもいいよ)という心優しい同業者さまがおられたら非公開コメントか私に直接…。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-25 08:51 | 商品の説明 | Comments(4)
 
それでも貴方は「アデュー」するのね
昨日。
お店が忙しかったことでヘルプに入ったんですが、大ミスをかましてしまいまして。
結構そこそこな金額の損害を出してしまいました。
仕事を焦るあまりルーティンを飛ばしたのが原因。
買取での出来事なので、古物営業法の守秘義務が発生する為詳細は省きますが、
心底意気消沈しております。何やってんだか…。
弊社は弁償の「権利」がない為、しばらく罪の十字架を背負って生きなくてはなりません。


その晩、黒部長(Aジャイアニズム暗黒取締役)と事務所で2人残業しておりました。
私は自業自得ですが、部長は自販機隊スタッフの忌引で空いたシフトを埋める為
昼間は外でメンテナンスを引き受けていたのです。
無論その間彼自身が受け持つ仕事は滞ったまま。
つまり普段は定時に帰る部長も、昨晩に限っては残業するしかない状況でした。

私の退社予想時刻は22:00。部長はおよそ8時間自販機隊に居たから
どうあっても私より帰りが遅くなるだろうなと思っておりました。
ところが。

「ゴメン○ちゃん(私の本名)、心折れたから帰るわ」

21:00ぐらいで身支度を始めたのです(定時は20:15)。
何や何や、心折れたら帰れるんかい。
俺はさっきの大ミスで心の底からポッキリいっとるわ。
それでも翌日仕事を引き継ぐ相方K君に余分な手間を掛けさせたくないから
歯を食いしばって残業してるのに。
あんたの普段の仕事は、そんな後々に回せるんかい。

「じゃ、アデュー(フランス語でごきげんようの意)」

アデューじゃないってばさ。
せめて残業しながら俺の十字架を分かち合ってよ、上司なんだから。

私が帰り、好きなカレーチェーンの「牛もつカレー」を食べたのは言うまでもありません…。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-24 20:38 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)
 
白兎
金券屋は現金→商品→現金→商品…の回転が特に大事です。
勿論常時、賃金を初めとする諸経費の支払いも考慮に入れなければいけません。

金券屋の感覚が普通の企業と違うのは、よっぽどでない限り商品は腐らない、
という前提に動いているところです。
例えば上得意さまから朝、

「全共(百貨店共通券)5000万あるんやけど、すぐお金にしてくれへん?」
と持ちかけられ、その時運転資金が殆ど在庫ポジションで余裕が無い時どうするか。

当日14時まで入金しなければいけない経費が残してあればそれを持ち出して買い取り、
すぐ全共を大阪で捌いて銀行に直行します。
これがすぐ換金できない他業種なら、こんな使い方できないですよね…。

○○日に旅行券を△△△万買い取る約束がある、といった場合も同じ。
○○日に買い取り資金があればいいだけだから、この○○日までに
現金→商品→現金ができれば使ってもいいわけです。
この場合なら0.1%抜き(一往復の売却益のこと)でも全然問題なし。
やらなきゃ0.1%の利益入ってきませんから。

上手な金券屋ほど、この回転が早い。
月に○回転(書けない)するところもあるとか。
よくこんな高速回転できるなあと感心してしまいます(感心してる場合じゃないけど)。

業者間を飛び跳ね過ぎて、因幡の白兎の様に身ぐるみ剥がされないようご注意を…。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-23 09:10 | 古物商としての葛藤 | Comments(20)
 
お気持ち
先日、業者間取引の「買受」荷物にこんなのがあった。
f0064937_8421426.jpg

東急観光のお内渡し票やん。もちろん千切れた「表紙」はない。
(お内渡し票は基本、表紙と一緒でないと使えないことになっている)
あわてて先方に電話。

「いやいやいや、計算に入ってないっすよ」

…確かに。この千切れ券は商品目録に入ってない。

「何かのお役に立つかな、と思って。 お気持ちということで…」

じゃ、じゃあ有り難く頂戴しようかな。
でも、これどうやったら使えるやろか。
千切れの表紙だけ、はうちにもあるが、これ通しナンバーが子券全部に入ってるしな…。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-22 08:46 | 商品の説明 | Comments(0)
 
信じていたのに!
昨日、一昨日はオフ。なもんで墓参りに行きました。

通い慣れた道ではありますが、「ナビ」だとどの道を行くのか気になったので、
初めてガイドさせてみました。すると、京奈和道路前でこんな指示が。

「左車線です」
「左車線です」
「左車線です」

右側だっつうの。左は一般道やんけ。
思わず中央分離帯に乗りそうになったわ。こうゆう間違いは怖い。
恐らく左に行っても最終的に京奈和道に入れるんやろうけど、ちょっとビビった。

霊園はしとしと雨が降っていました。どうもここに来ると雨が多いような…。
5年前からここに眠る親父(口やかましかった)に何か怒られているような気がして、
無心で敷地内の草をむしることしきり、手を合わせた時はすっかり濡れ鼠状態に。

墓参りを済ませてから駅前の同業者(本業、他セクション)を覗いて帰宅しました。
初めて奈良の金券商、古物商を見たけど
商圏の割に同業者さまは少ないのかな? 見つけられなかっただけかな?
観光客が多いだけで、見てるほど肥沃な土地でもないのかな?

…ま、平和が一番ですな。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-21 11:19 | 行動中 | Comments(0)
 
分かることもなく、分かりたくないあの感覚
弊社にも近隣に同業者さまがおられます。
近隣、とはいっても駅の反対側、300mくらいは離れているので、
それほど気にしてることはないんですけど。

感情的になると、消耗戦になりますしね…。

でも、東京や大阪では隣同士、すぐお向かいで金券屋2つ3つってありますよね。
あれってお互い、どういった感覚なんでしょうか。

どんなに仲良くしようと思っても、似た商品を置くライバルですよね。
「相乗効果」は期待できるかもしれないけど、
「いる」より「いない」方が伸び伸びご商売ができるのではないでしょうか。

ついこの間、ある大手の社長から、
「(ノブのような)他社が商圏に入ってくんな、という考えは会社をダメにするぞ」
と窘められ、少し悶々としています。
ライバル店が側にできたら、お互い切磋琢磨することにより良いサービスが提供できる、
というのが某社長のお考えだそうです。

そうかなあ…確かにそうかも知れんけどさ。
他社さまと競いたいなら他社さまの地盤に乗り込めばいいだけですやん。
…そんな茨の道、歩みたいのかな?

傍目から見てもお客様無視で好き勝手やっている同業者の側に出店するとかなら
まだしも(それでも気は進まない)、ちゃんと店舗運営してお客様もそこそこ付いている
お店のところにわざわざ行ったりはしないなあ。

人のやっている事を軽く見ちゃダメだと思う。
まあ、本当に弊社の側で同業者さまが出店したら…切磋琢磨になるんだろうか。
やっぱり○ノ宮や新○で起きたみたいな、あんな事になるんだろうか。

…どうしても「やる」なら、せめて人口の多い商圏でやってね。
小さい弁当を取り合っても、お互い餓死するだけだから。
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by kinkenya-kobutu | 2010-04-18 09:04 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)


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