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正直な貴方には、ボーナスポイント(インフレ気味)!

近隣の同業者さまが、どんどん新聞の折込広告を打っておいでです。

私(弊社)だと、どこをどうやってもこの広告料ペイできない…。

ご存知の方も多いでしょうが新聞折り込み広告は、非常に高価です。

そして買い取り店はその高額な広告料をどこかで捻出しなければならない。

じゃあどこで出すか。お買い取り金額を下げるしかないんですよね…。


本題。

お買い取りのお客様で最もありがたいのは、「紹介のお客様」です。

もちろんその他でご用命下さったお客様も超ありがたいですよ?

ただここで言う「紹介のお客様」は、一般のお客様から

「かおっとくさつがいいよ」と弊社(私)を知りお越し下さっています。

宣伝費ゼロです、だから嬉しい、ありがたい。

よって全力の全力です(他のお客様にも基本全力です)。

何があっても紹介者様の面子は潰せない。めっちゃ緊張します。

…と、ここまでは何度も触れた話。今日はその先を。


今回ご用命下さったお客様は、ほとんどモノをお売りに

なったことがないらしく、査定品もいったいいくらで買ってもらえるのか

ご存じないようでした。そしてこのお客様、衝撃の発言をされます。

たぶん2~3千円にしかならないと思う

いけませぬお客様。それを査定額を発する前の古物商に言っては。

先に出したジャンケンの如く、です。

お客様が「それほど高くなるとは思っていない」と古物商に知れたら、

古物商は喉元まで出かかっていた「本来の査定金額」を飲み込み、

「お見事、だいたいそれくらいです。でもちょっとおまけしますね?」と

4千円5千円くらいで調整してきます。そして古物商だけ大もうけ。


…でも、お客様。ここは「かおっとくさつ」です。

モノを見ず、お客様だけを見て値段つける」なんて、

私の美意識から、近江商人としての矜持からかけ離れてしまいます。

正直なお客様には私もお応えします、本気の本気査定を。

お客様予想の●●倍で行かせて頂きました。良い物だったんです。

10倍? 20倍? うふふ…甘い甘い。


…何で、私の査定にはアクセルがあってもブレーキはないのでしょうか?

ま、喜んで下さったからいいよね。こっちも損はしないし。


by kinkenya-kobutu | 2018-02-22 18:58 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)