そのメンタルだけは賞賛に値
外国人のお客様から貴金属の買取査定を受けました。
が、残念ながらメッキでした。メッキを示す刻印がうっすら打ってあり、
状態もところどころハゲています。ルーキーならいざ知らず、
私これで食べてますから。これ買ってたら店閉める他ないですよ。
ところがです。
「ワタシノクニデハ、コレハ金!」
と、こちらがどう説明しても持論を貫かれるではありませんか。
うーんどうしたものでしょう?
仕方がないので、結果ははっきりしているけど試金石
(試金石に査定のお品を僅かに擦り、その跡に硝酸をかける判定法)にかけ、
やはりメッキ特有の反応が出たので、こちらも、
「これは、絶対に、メッキ!」
と持論(というか事実)を展開(大声出したくなかった)。するとお客様は笑顔で、
「ソウ、ワカッタ、ゴメンネ」と笑顔でお帰りになりました。
多分、真実は最初からお分かりだったんじゃないかなあ…。
「言い切ったら勝ち」というルールは当店設けておりませんので
今後はすんなりお願いしますね。
by kinkenya-kobutu | 2017-08-30 23:12 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(2)