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信じて任せる

「これも●●店の副店長が考えてくれたんですよ」

懇意の同業者様はそういって、目を細めておられました。
私と社長様が見ていたのは、先様のお店にあったキャッチコピーの掲示物。
なかなか見たことのない、斬新で頭に入りやすいフレーズが印象的でした。

1人で始めた弊社ですが、今は2人の仲間がいるのだから
当然彼女たちの知恵やパワーを活用しなければ勿体無い。
そこは私も重々承知しているんです。

ただ、「信じて任せる」というのは言葉にするほど簡単ではありません。
無論、弊社スタッフは「悪さする」とか「なまける」とかが一切ないので
(そこは信頼しています)一見ノープロブレムのようにも見えるのですが…。
やはり男性的である私の考えと、スタッフの女性的な考えは
違いがあったり隔たりがあったり。
「じゃあ、任せた!」とはなかなか言えないんですよね。
任せても、責任は漏れなく私1人に集まるのですから、経営者なもんで。

また「任せる」のと「丸投げ」の差も、結構表裏一体だったりするじゃないですか。
私は従業員時代から「抱え込む」人だったので、当然今もスタッフのそれとは
段違いに多い仕事を抱えています。
ちょっとずつは振っているものの、スタッフが消化できないままどんどん移管すると
それはそれで重圧だろうと…。

ちゃんとマニュアル作ってから雇用すべきだったなー。
ノープランで「やりながらルール作りしよう」とか思ってたのが甘かった。
スタッフに迷惑&心配かけてる気がするなー。
もうちょっと数字追って、きっちりルーティンワークを確立すんべ。
「誰がいなくても回る会社作り」とは、師に100回くらい聞いた言葉。

まあ古巣も師がいなきゃ回るハズないが…85歳くらいまでは働いてもらわないとね!

by kinkenya-kobutu | 2016-07-02 18:51 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)