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慣れと初心 迅速と確実

プロとしての説得力って、どんな仕事にも必要ですよね。

1試合で5回も6回も落球する野球なんて誰も見たくないし、
1試合で5回も6回もハンドの反則が起こるサッカーも、うざったくて見る気がしなくなる。
古物商だってそう。

1個の真贋判定や相場調べに1時間も2時間も掛かる鑑定士はやはり成約率が低いし、
競合店が10万で提示した商品を1万で買取査定するお店はいずれ潰れる。
(注:競合次第では潰れない時もあります)
なかなか両立しない「迅速」と「確実」を両建てで行うのがプロのお仕事です。
しかしこないだ、こんな事を言う方がいました。
仕事は慣れてはいけない。慣れが事故を起こす。いつも初心者の気持ちで

深いなあ。迅速より安全の方が断然大事という事ね。確かにそうだ。
自動車の運転と同じで、古物の査定業務も軽い気持ちでやってると
簡単な●ピーや重大な難点(汚れ、破れ、付属品欠落など)を見逃してしまいがち。
ただ素早く金額を提示するとお客様も喜んで成約しやすくなるんだよなー。

初心を忘れず、プロらしい迅速なオペレーションがどうにかできないもんだろうか。
ひたすら場数踏むしか打開策なんだろうなあ…。

by kinkenya-kobutu | 2016-06-22 12:20 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)