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従業員の人件費と経営の関係について

時給1400円まで最低賃金を上げても、雇用は悪化しない

今朝ネットニュースアプリでこの見出しを見た時、眠気が吹っ飛びました。
まあそれがこのニュース配信している側の狙いでしょうけど。

実は1400円はアメリカの事で、しかも学者さんの理論上の話だそうな。
何だよビックリしたわ。
1400円の最低賃金って大概だぞ。だってこれ「下限」でしょ、
長年いるスタッフさんや重要な仕事を任せているかけがえないスタッフさんを
最低賃金でずっと雇用する事ができないという訳やろ?
じゃあいくらお支払いすればちゃんとしたお給料と呼べるの、ってなる。
私、何年かで収入抜かれちゃうよ…。

生まれた時から経営者の息子で、何の苦労もなく社長で、
「雇用する側」しか知らない人はともかく、私を含め多くの社会人は
まず「雇用される側」で働き、そこから一念発起して経営者になりますよね。

だから単純に考えたら「労使」って、賃金で揉めるハズないんですよ。

だって同じ会社にいる「同志」を虐げるような真似、普通できます?
雇われていた経験を持つ社長さんが。精一杯報酬を出しているハズなんです。
今までやってきた分、労働者側の苦労を理解できない訳ないし。
でもそこに法律が出来、経営者側が不当に安い賃金を支払わないよう
基準を設けているのが現状なワケで。
すっげえ搾取してる経営者がこの世のどこかにいるという事でしょう。
私も正社員やバイトをいくつも経験していますが、
そんなクソクソな待遇を受けた事ないですね。

日本でいきなり「最低賃金は来月から全国一律1400円!」になったら、
倒産ラッシュか最低賃金法違反ラッシュだろうなー。あと社保絶対付けないとか。
怖い怖い。
ウチもスタッフが複数人になったらちゃんと考えないとね…。

by kinkenya-kobutu | 2015-11-07 14:01 | 新米社長の悪戦苦闘 | Comments(0)