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他社様に救いを求めるのは、実はオオゴトなんです

2012年12月~2013年1月の青春18きっぷは、実は全国的に中古がダブつきました。
「要らない?」「助けてー」みたいなヘルプ要請があちこちであったみたいです。
で、今回の春バージョンの18きっぷ。

取るのが怖くて怖くて。

PM2.5が影響するの? 日ごとの寒暖が激しいのって遠出に影響するの? 
もうすっかりネガティブモード。
もちろん相方のK係長が出してくれている「前年同月データ」を基に仕入れるのですが、
残り3、4回券が大量に余ると新品の売れ行きを圧迫するので…
昨対データでは「まだ取れる」んだけどなー。
ちょっち怖い。冬の再現とかマジ勘弁。
こーゆーので同業者様に頭下げちゃうと、大っきな「借り」になるんでヤバいんすよね。
次回先様が頭を下げた時、事の大小に関わらず引き受けざるを得なくなるから。
「男前レート強制発動」みたいな。超怖えー。

こっちは助けてもらったりしたけどお宅は助けません、みたいな事したら
今度はこっちが誰からも相手してもらえなくなるしなあ(悪い噂は伝播しやすい)。
ま、弊社限定で言えば、そのKY行為自体が弊社「鉄の掟」である
社長の美意識に抵触してはいけない」に該当して
「湖」にプカー…を覚悟する必要がありますが(経験則上、絶対許してもらえない案件)。

商売的はどうだろー?だけど、3~4回券各10枚くらいの余りなら、
赤字でも店頭放出の方がダメージ少ないかも知れません。
それだけ他社様のお力を借りるのはオオゴトなんです。少なくとも私はそう思います。

でないと同業者様の好意に「タダ乗り」する、器のちっさいチケット商が増えちゃう。
業界生活が長くなったら、たとえ他社様のスタッフでも指導すべき所は指導しないとね。
あんまり勝手が過ぎる若手には、
「テメエ中心に地球は回ってねえんだぞっ」くらい言っても可(私にはまだできないけど)。

東京辺りの重鎮方はもう実践されてそうだな。あちこち一喝しまくってたりして(怖)。
若手の古物商さん、先達に怒鳴られるのも仕事のうち、上達の早道ですよ…。

by kinkenya-kobutu | 2013-03-12 09:08 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)