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とにかく歩く

昨日は本店責任者Y君を連れ、同業者さま見学の旅へ。
はたして1日でどれだけ回れるかと思っておりましたが、意外に結構行けまして

28業者さま、34軒(2府1県)

視察できました。
入社して以来、ほとんど自店店頭業務だけ携わっていた(一部自販機隊も有)
Y君には、相当刺激になったことでしょう。
大阪駅前ビルに営業中の同業者さまも、
よくよく見ればどのお店にも特徴があり、ひとつとして同じものはありません。
売ってるものも、売っている価格も、注力する商材も微妙に違います。
ここ10年近く金券屋を見続けた私でも未だに「発見」や
「気づかされる、思い知らされる」ということは頻繁にあるものです。

他人(他店)は見ない

という同業者さまが私の知る限り、何名かおられます。
でも、そう仰るのは大概優れた経営センス、運営センスをお持ちの「傑物」のみ。
成功を収めている方ばかり。
私では到底真似できません。

数日前のTV番組「シルシルミシル」に出演されていた
居酒屋チェーン「鳥貴族」の社長さまは、成功した理由を質問された時に、

村さ来(居酒屋チェーン)創業者が出した本に書いてある通りにやったら成功した
東京出店時の場所選定は、「和民(居酒屋チェーン)」の近くに出す

みたいなことを仰ってました。
つまり、やり方は村さ来の真似、出店計画は和民の真似ってこと。
(当然、オリジナルのアイデアもあるでしょうが)

ウチだって大きな地図に路線図を書いた値段表はT様(兵庫)のパクリだし、
「横の繋がり」を意識しだしたのはY様(東京)の影響が大きいし、
貴金属もブランドも外貨も携帯も弊社のオリジナルじゃない。他社を真似ただけ。

「商売が上手くなるには、成功している同業店に出向いてひたすら見て真似る」

とは、どっかで聞いた話ですけど、私如きの小物にはこれが真理だと思います。
お忙しい中、昨日お話しして下さった同業者さま方には厚く御礼申し上げます。
お陰様でY君もだいぶ「充電」できた模様です。

来月も丸1日、研修日を頂く予定です。次は何をしようかな…。

by kinkenya-kobutu | 2011-02-25 09:37 | 古物商としての葛藤 | Comments(2)

Commented at 2011-02-25 10:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kinkenya-kobutu at 2011-02-25 20:39
↑ そうですね。「行くぞっ」って思わないとそっち方面にはなかなか行けないですから。

  事務か…それもひとつの経験ですよね。