人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「不得意」だった商品を「得意」な商品にできるか?

当たり前の事だが、
「コレならどこにも負けません」という商品がある金券ショップは強い。
古物商は買取が重要なれど、いくら御託を並べても結局は換金しなくてはいけない。
より高く換金したいなら「業者間取引」よりエンドユーザー様にお売りした方が
何倍もいいに決まってる。
「○○株ならウチにお任せを」という勇ましい一言が同業者さま方に発信できれば、
そのお店はそれだけで飯が食えてしまう。
だって一般のお客様も同業者さま方も、一番高く買い取ってくれる所に
持って行くのが普通だから。
弊社だと、

某鉄道系株優
某スーパー系株優
切手
年賀はがき
近距離回数券

あたりは「自力」で売れるので、多分同業者様の中でも比較的強い方の部類に入る。
逆に航空株優系は流すルートこそ開拓できているものの、「自力」は弱い。
これはひとえに「自力販売」を軽んじ、業者流しに頼ってしまった私の責任が大きい。
今から1年半くらい前に一念発起し、「これからは航空株もっ」と思った矢先に
「片方」が無くなってしまった。しかも儲かる方が。それで心が折れてしまった。

ちょっと前にある同業者さまから、
「年○状なかなか入ってきませんね」と言われたが、さもありなんと思う。
「高価買取」って書いたらすぐにポンポン入ってくれば…皆様苦労はしない筈。
継続が大事。得意分野にするためには何年もしっかりお買取りして、
しっかり販売して、やっとモノになるもの。
立地が全て…ではない。もちろん立地は大事だけど。
買い取らせて頂くのも、ご購入頂くのも、お客様からの「認知」と「理解」があってこそ。
弊社で「○ス○電○商品券」ばんばか売れるかって言ったら、それは無理だろう。
近くに大きい店は皆無だから。
でも真の意味でお客様から「認知」と「理解」を得られたら、
ひょっとしたら弊社が日本一売る店にならないとも限らない。

…さすがに無理があるか。

by kinkenya-kobutu | 2010-11-27 21:21 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)