意外に難しいんですよ
取引開始、もしくは両社が共にいい思いをするというのは中々難しいんです。
何故だかお分かりになりますか?
理由は大きく分けて2つあります。
「事故、及び事件」と、
「面倒」です。
金券商に限らず全ての古物商は、誰しもプロと素人さんに騙された過去が
ひとつふたつはあるものです。
そしてその「痛み」は、全世界に対する「警戒」へと変化します。
なかなか、なかなか相手を信用できなくなるんですね。
直接手渡し、その場で現金決済ならまだしも、郵送なんてものすごくリスクがある。
取引先は目録通りに荷物を入れているか
配送業者の従業員が変な気を起こさないか
規定数ちゃんと入っているのに向こうが数え間違えないか
規定数ちゃんと入っているのに向こうが嘘のクレームをしてこないか
この金券はまだ世間に出回っていない偽○券の類じゃないか…
挙げたらキリがありません。
それと、古物商は素人さんを滅多に騙しませんが、プロ同士は危険です。
プロ同士の揉め事は、そらしょっちゅうありますよ。
しかもプライドあるから問題が表面化しにくい。
まるで、
子供が喧嘩に負けてきて、親が誰にやられたと聞いても絶対答えない状態です。
弊社は業販を持ちかけられる立場から持ちかける立場に変わったので
特にこの辺の疑念を持たれることが多くなりました。
当たり前ですけど、
ウチは大丈夫ですよ。
もっと弊社社長(カッコつけ)と私(やはりカッコつけ)を信じていただいて結構です。
業販が進展しないもうひとつの理由、「めんどうくさい」は私共もどうしようもないですが。
それは何とか御社の方で乗り越えて下さい…。
by kinkenya-kobutu | 2010-02-09 08:35 | 行動中 | Comments(8)
ウチの場合は、最初の取引は必ず会ってから。
電話だけで業販が始まる、ということは100%ないです。
どんなに世界が進化しようとも、面をつき合わすより大事なコミニュケーション方法はありません。
昔、切手屋さんで「相撲絵シリーズ(50円×2)」を全種買ったっけ。額面の倍以上だったなあ、あれ。