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遺伝

問合せメールによるお客様へのやり取りが長引き、ルーティンワークが遅れていた昨晩、
九州の組合行事に参加していた社長が帰社しました。
何でも、かの地でイレギュラーな業販があったとの事。

社長「ホラホラホラ、早よ精算して」
金券が入った袋を出して、私を急かせます。
どうも持ち合わせでは足らず、ポケットマネーも使っていた模様。
ただこっちも作業は遅れ気味、「仮精算」が終わっている本部レジをもう一度開けると
また帰宅が遅くなってしまうので、私がその旨を社長に告げて難色を示すと、

「そんなん知るか、早よせい」
ですって。バラの札が少なかったんで一部5000円札で対応したら、舌打ちされました。
…あれ、な~んかこのシーン前にもあったよなあ。

そうだ!

およそ8年前、顧問(社長のお父様)が突然会社近くの駅にやって来て、電話で店に
「○○(社長のご子息、顧問のお孫さん)の誕生日プレゼント(一輪車)持ってきたから、
 改札まで取りに来い」
と業務中に言われまして。あの時自分はまだ副店長で、昨晩と同じく忙しかった。
手が離せないという旨を顧問に伝えたら、こう仰られたんだよな。

「そんなん知るか、早よせい」

遺伝って怖いわぁ。ご子息もいずれはあんな感じになるんだろうか? 
どうか健やかに育って欲しい…。

by kinkenya-kobutu | 2009-10-05 09:08 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)