猛獣の檻
金券ショップ運営をより安定したものにするべく、偽造看破の技術指導、
情報の伝達、商品及び備品類の互助などを行う組織です。
全国の様々な金券ショップが加盟していて、弊社も入会しています。
私個人としては協会の志に共感している部分が多く、とっても好きな所なんですが…
実はJTA内部、関東と関西で結構衝突があったりして(苦笑)。
前にも書きましたが、弊社の本拠は端とはいえ立派な「関西」です。関西一円で
JTA会員、非会員に関わらず懇意にさせて頂いている同業者様は数多くいらっしゃいます。
でも、関東にも勿論優れた金券ショップのオーナー様やバイヤー様はご健在なわけで…
(関東の関西の)衝突はもうこの辺にして、仲良くやってほしいなあというのが本音です。
この微妙な最中、JTA関西の寄り合いがありました。
弊社の場合、普段は社長だけが出席するのですが、
私もたまたま帯同しまして…嫌な予感してたんですけどね、社長が「勉強だから」って。
嫌な予感的中。場違いだ…。
宴会場内は全員オーナーか役員か統括長。一介の兵卒は私だけ(泣)。
もうすごいすごい。
みんな本音言わない。
みんな目がこわい。
みんな発言内容がこわい。
みんな何考えているか分かんない。
自分のところの社長すら、腹の中伺えなかった。
勉強にはなりましたよ。寿命縮んだけど。
あとひとつだけ分かったのは、皆様
「おなか空いてるんだなあ」
ということ。東と西の諍いも、目がこわいのも、何考えているのか分かんないのも
売るものがないから。売り上げが減っているから。そう思いましたね。
豪華な宴会部屋が猛獣の檻に見えた一日でした。
by kinkenya-kobutu | 2006-03-02 10:04 | 古物商としての葛藤 | Comments(0)